トップツアー、11月の海外旅行は7.8%増-自社企画は5.8割減、領土問題で
トップツアーによると、2012年11月分の海外旅行総取扱額は前年比7.8%増の31億625万円となった。団体旅行全体は9.6%増で、このうち一般団体は36.2%増と前年を上回ったが、教育旅行は43.5%減と減少した。個人旅行では、自社企画商品で同社で商品数が多い韓国や、中国、台湾、香港などが領土問題の影響で落ち込み、58.3%減と大幅に減少。他社企画商品は0.1%増となり、企画商品全体では20.5%減となった。その他の個人旅行は13.8%増だった。
海外旅行の取扱人数は22.3%減となった。団体旅行は17.5%減で、方面別ではその他アジアが130.9%増、台湾が16.0%増、グアムとサイパンが7.3%増、欧州・ロシアが1.2%増となった。企画商品は44.0%減で、ハワイが29.7%増、
グアムとサイパンが2.1%増と前年を上回った。
そのほか、国内旅行は2.4%減の88億2018万円、訪日旅行は4.7%減の6億2826万円、その他を含めた総取扱額は0.4%減の126億4968万円だった。