全日空、B787の定期便1周年、搭乗率は他機種便より1割高く
全日空(NH)は11月1日、ボーイングB787型機による定期便運航が1周年を迎えた。1年間での運航回数は国際線と国内線の合計で約9000回、利用者は約180万人となったという。また、B787型機による便の搭乗率は国際線で82.6%、国内線で72.8%となり、他機種による運航便と比較して平均で1割程度高くなったという。
NHでは、機内アンケートの結果、B787型機への搭乗後に「B787にもう一度乗りたい」との回答が98.7%にのぼったことから、B787型機の快適性が証明できたと自信を示している。
なお、NHではローンチカスタマーとしてB787型機を16機受納済みで、9月の11機分の追加発注を含めて66機を発注。NHによると、現時点での保有数、発注数ともに航空会社として世界最多という。