阪急電鉄、訪日客向け乗車券発売、LCC専用ビル開設で取り込み強化
阪急電鉄は10月15日、関西国際空港へのリムジンバスを運行するバス会社と連携し、外国人旅行者を対象にリムジンバス乗車券と阪急全線の乗車券を組み合わせた一体型商品を特別価格で発売した。これは、関空/大阪駅間のリムジンバス乗車券と、阪急全線を自由に利用できる「HANKYU TOURIST PASS」を組み合わせたもので、関空のLCC専用ターミナルビル開設にあわせて、訪日客の取り込み強化を目的に販売を決めた。
乗車券の特別価格は、リムジンバス乗車券と阪急の1日乗車券が2000円。阪急の乗車券が2日間有効のものは2500円とした。海外の旅行会社や旅行代理店、阪急ツーリストセンター大阪・梅田で販売する。商品購入者には特典として、路線図、全9コースの周遊コースやお土産を紹介する他言語版の冊子、クーポン券をプレゼントする。
なお、すでに阪急のフリー乗車券を購入済みの場合、阪急ツーリストセンター大阪・梅田でリムジンバス乗車券を1枚1300円で販売する。