JATA、秋冬の需要喚起へキャンペーン-上期の勢い維持ねらう
日本旅行業協会(JATA)は9月10日から、秋と冬の海外旅行需要喚起策として全国主要駅での駅張り広告とプレゼントキャンペーンを実施する。JATA海外旅行推進部担当副部長の沖野三郎氏は「今年は夏まで海外旅行は活況。引き続きキープしていきたい」と、キャンペーンの主旨を説明。7つの外国政府観光局や5つの航空会社、成田国際空港が協賛し、業界一丸となったプロモーションとして、上期の勢いの持続をはかっていく。
9月10日から9月16日までの1週間は、JR山手線5駅と札幌から福岡の全国主要5駅の計10駅で、駅張り広告を展開。2008年から実施しているが、10駅一斉に実施するのは今年が初めて。協賛各社のオリジナルポスターとJATAのポスターを連貼り形式で展開していく。
「秋・冬旅行プレゼントキャンペーン」は9月10日から10月31日まで実施。キャンペーンサイトを開設し、ビジットワールド(VW)事業のウェブサイト「もっと!海外へ」ホームページと協賛各社にバナーリンクを掲示。JATA旅博2012のピーアールとも連動させ、相乗効果で需要喚起をはかっていく。賞品として特別協賛のサンコー鞄のスーツケースやJATA旅博のスポンサーであるキヤノンのデジタルカメラをはじめ、協賛各社のグッズなど計100名分を用意している。