阪神航空フレンドツアー、東京発でアジア初設定-下期全方面で5000名目標
阪急交通社フレンドツアー営業部は、阪神航空フレンドツアーの2012年度下期商品で、東京発で初めて、アジア方面の商品を設定した。下期商品では6月から販売を開始したヨーロッパ方面を含め、5種類のパンフレットで72コースを展開し、計5000名の送客をめざす。
アジア発では周遊型のツアー6コースを設定。シニア層を主なターゲットとし、全コースにフレンドツアーの専任添乗員が同行する。阪急阪神交通社広報部によると、以前より顧客の要望が高かったことから東京発商品を初設定したという。単純往復の格安ツアーとは異なる、サービスの良い、高品質なツアーを提供することで、他社との差別化をはかる考えだ。
方面はベトナム、カンボジア、ネパール、インド、シンガポール、マレーシア、タイ、ブータン、台湾など。滞在ホテルを厳選し、インドと台湾は全てビジネスクラス指定の商品を用意。イースタン&オリエンタルエクスプレスを利用した3ヶ国周遊ツアーなど、品質を重視して商品を設定した。
また、中南米では周遊コースを充実させたほか、利用者が増えているビジネスクラス利用のコースを増強し、計9コースを用意した。新商品としては、キューバを訪問するツアーや、グァテマラ、コスタリカ、パナマの周遊ツアーなどを設定した。
そのほか、イタリア・スペイン・ポルトガルで20コース、ヨーロッパで27コース、トルコ・モロッコ・エジプト・チュニジア・ドバイ・南アフリカで10コースを設定した。フランスでは祭りに着目した新商品を増設。また、エジプトでは要望が高かったエジプトナイルクルーズを再設定し、全室スイートルーム使用のデラックス船利用で提供する。さらに、今回からドバイツアーを新設した。