現地レポート:タイ、女性向け素材が充実-TTMポストツアー
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◆コラム
同行の応援家族の数が増加
今年も盛況のプーケットマラソン
今年で7回目を迎えるプーケット国際マラソンが6月10日、ラグーナビーチリゾートをスタート/ゴール地点として開催された。
約50ヶ国から4759名が参加し、特に米国や英国など欧米諸国からの参加者が格段に増えている。日本人の参加者は547人と昨年よりも5割以上増え、リピーターの姿も多く見られた。また、日本人走者だけでなく、全体的にもフルマラソンやハーフマラソンへの参加者が増えており、より本格的に走りたい向きに認められつつあるという印象だ。
今年も北海道を始め各地からチームでのグループ参加があり、毎年の恒例行事として楽しみにしている人が多そうだ。昨年は初出場で10.5キロマラソンだったので今年はハーフにと、フルマラソン出場まで「3年計画」という人もおり、正式な国際マラソンでありながら気軽に挑戦している参加者も。プーケットマラソン日本事務局の長谷川博氏によると、東南アジアのビーチリゾートという場所柄、家族も応援として同行するケースも多い。ラグーナビーチリゾート内に宿泊している場合はスタート/ゴール地点まで無料送迎があるため、家族連れでも行動しやすくていいのだろう。ウェブサイトから直接申し込む人が増えたとも話し、FITで参加した場合で、アクセスは簡単だ。
今年も司会は世界的に有名なスポーツ司会者のウィット・レイモンド氏。日本語も堪能なため、アナウンスは英語だけでなく頻繁に日本語が混ざる。こんなところも、日本人にとって居心地のいい大会であるといえそうだ。
会場には救急車が待機し、医療テント、飲食物の補給、マッサージなど設備はしっかりしているものの、少し気になったのはトイレだ。清潔で紙も完備された仮設トイレが10室、ほかに男性用トイレも設置されていたが、スタート時間の前には数十メートルにもおよぶ長蛇の列ができていた。トイレの数は十分あるとはいえ、やはりレース前には利用者が急増するため、会場入りする時間を調節し、なるべくホテルで済ませられるといいだろう。
取材:岩佐史絵