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KNT、5月の海外旅行取扱額は18.8%増、ホリデイの人数は13.5%増

  • 2012年7月10日

 近畿日本ツーリスト(KNT)の2012年5月の総取扱額は、前年比16.9%増の302億8406万円となった。海外旅行取扱額は東日本大震災の反動もあって18.8%増の97億1458万円となり、他社企画を除き、すべての部門で前年を上回った。

 特に団体旅行は、一般団体が79.6%増の23億7761万円、学生団体が9.4%増の2億8533万円となり、団体合計で68.0%増の26億6294万円となった。企画旅行は、その他企画が44.3%減の1248万円となったが、ホリデイが10.3%増の36億2963万円となり、企画合計で9.7%増の36億3303万円とプラスを維持した。個人旅行は4.2%増の34億1860万円だった。

 ホリデイの取扱人員は13.5%増。方面別ではミクロネシアが77.6%増と大幅に前年を上回った。そのほか、アジア、台湾、中国など近距離方面を中心に好調に推移。オセアニアは伸び悩んだという。

 国内旅行取扱額は12.1%増の191億8613万円。一般団体が8.0%減の26億6030万円となったが、学生団体が15.2%増の76億1467万円となり、団体旅行合計で8.1%増の102億7497万円となった。企画旅行は99%を占めるメイトが17.2%増の56億2882万円で推移。個人旅行も17.1%増の32億8274万円と前年を上回った。国際旅行取扱額は234.3%増の9億6734万円だった。

※取扱額はKNT、KNT北海道、KNT九州、KNT東北、KNT中国四国、KNT商事、KNTアジアの合算額