Marriott Bonvoy

モルディブのソネバ・ギリが名称変更、「ギリ・ランカンフシ」に

  • 2012年6月21日

 シンガポールのホテルデベロッパー、HPLホテルズ&リゾーツはこのほど、シックスセンシズグループのモルディブのリゾート「ソネバ・ギリ」を購入し、7月1日から「ギリ・ランカンフシ」として運営を開始する。HPLが所有するホテルはこれで12軒目。このほど来日したHPLホテルズ&リゾーツヴァイスプレジデントでセールス・マーケティング担当のマイケル・チェア氏は、弊誌取材に応え、「日本人旅行者は最も多く、マーケットシェアの22%から23%。これを更に増やしていきたい」と述べ、引き続き日本市場を重視していく姿勢を示した。

 リゾートでは環境に優しいリゾートとして、「ノーニュース、ノーシューズ」のコンセプトのもと、自然のなかでのゆったりとした滞在を引き続き打ち出す。チェア氏によると、名称やロゴなどは変更するが「ソネバ・ギリのコンセプトは変更しない」考えだ。

HPLホテルズ&リゾーツヴァイスプレジデントでセールス・マーケティング担当のマイケル・チェア氏  リゾートはマーレ空港からスピードボートで20分に位置し、ヴィラ・スイートやレジデンスなど合わせて45室を有する。すべて水上コテージで1軒ごとに離れているため、チェア氏によるとプライバシーが保てるのが魅力だという。

 日本市場のメインはハネムーナーやカップル。リゾートにはチャペルもあり、近くの小さな2つの島を活用してのロマンティックなディナーや、ビーチでのウェデイングパーティなどにも対応可能だ。また、ゲストごとのバトラーサービスを実施。日本人対応として、ゲストリレーション2名や日本人のシェフもおり、レストランのメニューも日本語を用意しているという。

 今後は6月25日にウェブサイトを開設する予定で、日本語の紹介サイトも今年秋までには開きたい考え。ギリ・ランカンフシとしての予約は英語ウェブサイトや、このほど日本総代理店(GSA)契約を結んだサンヨーインターナショナルで7月2日から受付する。