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関空、11年度CS年間グランプリ発表、TEIが受賞

  • 2012年6月5日

(左から)関西国際空港代表取締役副社長の竹内剛志氏、辰喜香奈さん、山田明日香さん  関西国際空港は、関西空港CS向上協議会主催の「CS年間グランプリ」を発表し、このほど授賞式を開催した。CS年間グランプリは、関西空港のCS向上に関してすばらしい働きをしたスタッフやチーム、事業者などを表彰することで、空港スタッフのCSへの関心を高め、サービスレベルのさらなる向上をはかるためのもの。2011年4月から2012年3月の間に4回選出された「CSエクセレント」を受賞した計6名のなかからグランプリを決定した。

 今年はTEIの辰喜香奈さんと山田明日香さんが受賞した。TEIはパリからの乗継の男性が倒れて入院した際に、フランス語通訳の依頼を受けた。4日目に男性は亡くなったが、その後も通訳の辰喜さんは業務時間外も同行の家族のもとに出向いて、心の支えになった。外国人担当の山田さんも、病院に出向き、遺体の移送について関係者とのやりとりをした。また、辰喜さんとともに、関西での思い出にと個人的に同行の家族を岸和田城などに案内した。

 業務を越えて、言葉の通じない国で突然のご不幸にあった旅行者に気持ちを添えて対応し、日本での辛い気持ちを和らげたことを評価したという。