近畿日本ツーリスト（KNT）は6月20日に上海で開催される中国の旅行会社との商談会に参加するツアーを設定した。茨城県の「いばらき周遊促進事業」や、常陽銀行の「常陽地域復興プロジェクト『絆』」にKNTも賛同し、連携して進めるもの。ホテルやバス会社、料飲施設、市町村など、茨城県内の観光産業に関わる担当者を対象に募集する。KNTが茨城発着で中国旅行会社との商談ツアーを募集するのは初めてのこと。

　商談では、春秋航空（9C）で来日する観光客をターゲットに茨城県の魅力を売り込み、秋以降のツアーに県内に1泊滞在してもらうコース設定を依頼する。ツアーは6月19日から6月22日の3泊4日で、旅行代金は大人2名1室利用で1名あたり7万4000円。同ツアーで、30社70名の参加者を募集する。