全日空、バイオ燃料で太平洋横断、世界初-B787の受領に合わせ
全日空(NH)は4月17日、世界で初めてバイオ燃料による太平洋横断フライトをおこなう。7機目のボーイングB787型機の受領に合わせて、米国ワシントン州エバレットから羽田へのデリバリーフライトとして実施する。B787型機の燃費効率の良さとバイオ燃料の相乗効果により、B767型機よりも約30%のCO2削減が見込めるという。
今回のフライトは、「ANA FLY ECO 2020-もっと、ずっと、青い空へ-」と題した中長期環境戦略の一環。搭載するバイオ燃料は、使用済み食用油を主体としており、ケロシンにバイオ燃料を15%混合する。出発は日本時間17日13時20分、到着は同日23時30分の予定だ。