日系2社、北朝鮮「人工衛星」で遠回り、JLは無償変更も

  • 2012年4月10日

 日本航空(JL)と全日空(NH)は4月12日から16日にかけて、北朝鮮が人工衛星としているミサイル発射の予告を受けて、一部の国際線で迂回ルートを運航する。成田発着のマニラ、ジャカルタ、シンガポール線が対象で、JLでは通常時よりもフライト時間が約5分から最大約20分延びることが予想されるとしたいっぽう、NHは運航スケジュールに変更はないとしている。

 なお、JLでは4月9日までに購入した対象便の航空券と、この便に接続する予約済みの国内線航空券について、4月24日までの同一路線便への変更を1回のみ手数料なしで受け付けている。


▽JL、NH経路変更対象便
JL741便:成田発マニラ行き
JL746便:マニラ発成田行き
JL725便:成田発ジャカルタ行き
JL719便:成田発シンガポール行き

NH111便:成田発シンガポール行き
NH937便:成田発ジャカルタ行き
NH112便:シンガポール発成田行き※
NH902便:シンガポール発成田行き
NH950便:マニラ発成田行き
※エアージャパン運航便(コードシェア)

▽JL無料変更対象便
JL741便
JL746便
JL725便
JL719便
上記4便に接続するJLグループ国内線
※JALマイレージバンクの特典航空券を含む