トップツアー、12年1月の海外旅行は14%減-企画商品が前年上回る

  • 2012年3月14日

 トップツアーの2012年1月の販売実績で、海外、国内、訪日旅行などを合計した総取扱額(総額)は前年比6.1%減の61億7842万4000円となった。このうち、海外旅行は13.8%減の15億8541万6000円、国内旅行は2.6%減の45億1381万1000円、訪日旅行は3.6%減の8007万4000円で、いずれも前年を下回った。

 海外旅行では、団体旅行のうち教育旅行が98.8%増とほぼ2倍となり団体旅行全体を牽引した一方で、一般団体が25.4%減となり団体旅行全体でも18.7%減にとどまった。個人旅行は自社企画商品が15.9%増、他社企画商品も11.9%増となり、企画商品全体で12.0%増と伸びた。その他の個人旅行は15.4%減であった。

 海外旅行の取扱人員は、20.6%減と減少した。団体旅行は14.3%減となったが、グアムとサイパンは199%増、欧州とロシアは30.3%増、北米が11.4%と前年を上回った。また、企画商品は27.5%減で、方面別では台湾が7.9%増、北米が4.2%増となった。

 このほか、国内旅行は団体旅行全体は1.4%減と微減したものの、一般団体の7.0%減に対し教育旅行が4.8%増と増加。個人旅行は企画商品が11.5%減、企画商品を除くその他個人旅行も2.3%減と前年を下回った。