大阪、京都から鳥取・皆生温泉へ お笑いバス運行スタート

 鳥取県米子市の皆生温泉と京都、大阪を結ぶ「お笑いバス皆生温泉号」の運転が1月28日から始まった。林家笑丸さんら若手落語家が同乗し演芸大会を行うほか、米子市周辺の観光施設の見学なども楽しめる。3月18日まで。

 お笑いバスは7年前から、雪道のドライブの不安を解消し楽しみながら皆生温泉に来てもらおうと米子市観光協会と皆生温泉旅館組合が企画し毎冬運行している。往路は、JR京都駅八条口を8時30分、JR新大阪駅観光バス駐車場を9時30分に出発。米子道・蒜山サービスエリアで落語家の演芸を披露する。皆生温泉には13時45分ごろから各宿前に到着する。復路は、皆生温泉の華水亭を9時30分に出発、各宿を経由して境港の大漁市場なかうら、むきばんだ史跡公園、白鳳の里・上淀白鳳の丘展示館、お菓子の壽城に立ち寄り、JR大阪駅に19時、JR京都駅には20時に着く。

 米子市観光協会の野島譲会長は「むきばんだ、白鳳の里は古代史とともに名水が湧き出るエリアで『美水の郷』として売り出しています。大山の伏流水に育まれた一帯の観光もお楽しみいただければと思います」。この冬は、お笑いバスの広報に力を入れ、前年より6割多い800人の乗車を見込んでいる。

 バスは往路が木~日、復路が金~月の運行。料金は往復5800円、片道3000円。大人、子ども同額(幼児は無料)。申し込みは、アミイファクト06-6990-6500へ。


情報提供:トラベルニュース社