群馬の温泉 年末年始の宿泊客は3・1%増
群馬県は1月5日、年末年始(12月29日-1月3日の6日間)の県内主要温泉地の宿泊者数と全スキー場の利用状況を発表した。それによると草津温泉など主要9温泉地の宿泊者数は19万9千人で前年に比べ3・1%増加した。
群馬県では毎年、県内主要9温泉地(草津、水上温泉郷、伊香保、四万、老神、磯部、やぶ塚、猿ヶ京、万座)の宿泊者数を集計し比較している。
横ばいもしくは前年を下回った温泉地が多かったが、草津温泉が大幅に宿泊客を伸ばしたことで、全体では前年を上回る宿泊客数となった。
県内4大温泉地の宿泊者数は、草津温泉4万4千人(24・1%増)、水上温泉郷5万5千人(0・4%減)、伊香保温泉5万7千人(0・2%増)、四万温泉1万5千人(4・8%減)だった。草津温泉では連泊客の増加が目立った。
スキー場は県内の全23スキー場の利用者を集計した。利用者は前年より1万5千人少ない20万7千人(6・7%減)だった。水上地区以外で、降雪が年末にずれ込んだことが減少の要因となった。強風によるリフト運休等の影響もあった。
地区別では、水上地区が前年より8千人多い5万人(19・0%増)、草津地区2万5千人(11・1%減)、嬬恋地区3万5千人(7・1%減)、片品地区6万6千人(11・6%減)、その他地区3万人(11・4%減)だった。
情報提供:トラベルニュース社