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西武トラベル、自動発券システム堅調、キャンペーンで利用増へ

  • 2011年12月7日

 西武トラベルが8月上旬に本格稼働した自動予約・決済・発券システム「EOT」が堅調に推移している。同社アロオ営業部の白井隆氏によると、最近では毎日新規の登録があるといい、当初の目標通り、2011年度末までに登録旅行会社200社を達成できる見込みだ。

 現在は、認知向上と利用増に取り組んでおり、10月末には全旅の「受入会員」に登録。全旅を通じた告知などをおこなっているところ。さらに、12月23日から2012年1月9日の年末年始期間には、発券手数料を無料にするキャンペーンを実施。白井氏は、「年末年始に顧客から急な発券を受けた場合も、予約だけ取り発券は空港でしてもらうという旅行会社が多い」と分析。その上で、「EOTを利用すれば、いつでもオンライン上で簡単に発券できる利便性を知ってもらいたい」と語った。

 キャンペーンでは、利用登録から発券まで全てオンライン上で対応できる点や、年末年始でも急な発券を受けられる利便性をアピールしたい考え。また、EOTでは支払い手段としてデポジットも用意しているが、キャンペーンの期間中は、デポジット額を最低100万円からとする制限も撤廃し、利用を訴える計画だ。