タイ・バンコク、洪水被害の状況(11、16現在、一部に影響あり)
現在もテレビや新聞等で報道されているタイの洪水被害状況についてお知らせいたします。
バンコク中心部への影響は、現在のところチャオプラヤ川周辺および北部地域を除き、ほとんどありません。しかしながらアソーク交差点から北に延びるラチャダピセーク通り沿いの地下鉄 ラチャダピセーク(Ratchadaphisek)駅周辺や同スティサン(Sutthisan)駅裏手は、浸水しております。
現地 2011年11月16日(水) 午前 10:00現在のバンコクの状況を以下にお知らせいたします。
【 バンコク中心部の状況 】 (11/16 10:00現在)
バンコク中心部の状況は、昨日(11/15)とほとんど変わりありません。
■ BTS (スカイトレイン)
* 平常通り運行しております。
■ MRTA (地下鉄)
* 平常通り運行しております。
* 出入口の一部を閉鎖している駅もあります。
* ラチャダピセーク駅より北側の駅周辺は歩行可能ですが、歩道まで浸水しております。
■ インフラの状況
* 電気・水道とも、バンコク中心部に影響はありません。
■ 道路の状況
* 中心部の主要道路、シーロム通り、スクンビット通りは冠水しておりません。
* ドンムアン空港への道路の一部で通行止めが発生しておりますが、通常、観光客が通る場所ではないため、特段影響はありません。
■ ホテルの状況
* 日本人のお客様が利用される中心部のホテルは、平常通り営業しております。
但し、状況に応じ、一部の施設やレストランを急遽休業などにする場合があります。
■ 観光の状況
* サンプラン・エレファント・ズーは、11月26日まで休園となります。
■ その他
* ライフラインに問題はありません。
* スワンナプーム空港も平常通りオープンしております。
* バンコク都内のショッピングセンターは、平常通り営業しております。
* アユタヤの象乗りが、再開されました。
* 高速道路に待避させていた車両を移動するよう、政府から通達がありました。
これにより高速道路が平常時に戻れば、アユタヤへのアクセスも元に戻ります。
バンコク中心部に洪水被害の影響はありませんが、状況は急に変わることもあり、引き続き注意が必要です。
現在、バンコクにご滞在中の方、またこれからバンコクに行かれる方は、引き続き現地の最新情報に十分ご注意ください。