タイ・バンコク、洪水被害の状況 (11、10現在、一部に影響あり)
連日、テレビや新聞等で報道されているタイの洪水被害状況についてお知らせいたします。
復旧に向けた取り組みが急ピッチで行われているとの報道のとおり、洪水被害から回復に向かいつつあります。
バンコク中心部への影響は、現在のところチャオプラヤ川周辺および北部地域を除き、ほとんどありません。しかしながらアソーク交差点から北に延びるラチャダピセーク通り沿いの地下鉄 ラチャダピセーク(Ratchadaphisek)駅周辺や同スティサン(Sutthisan)駅裏手は、浸水しております。
現地 2011年11月10日(木) 午前 10:00現在のバンコクの状況を以下にお知らせいたします。
【 バンコク中心部の状況 】 (11/10 10:00現在)
バンコク中心部の状況は、昨日とほとんど変わりありません。
■ BTS (スカイトレイン)
* 平常通り運行しております。
* モーチット(Mo Chit)駅周辺は歩行可能ですが、歩道まで浸水しております。
■ MRTA (地下鉄)
* 平常通り運行しております。
* 出入口の一部を閉鎖している駅もあります。
■ インフラの状況
* 電気・水道とも、バンコク中心部に影響はありません。
■ 道路の状況
* 中心部の主要道路、シーロム通り、スクンビット通りは冠水しておりません。
* ドンムアン空港方面の一部道路で通行止めが発生しておりますが、通常、観光客が通るような場所ではないため、特段影響はありません。
■ ホテルの状況
* 日本人のお客様が利用される中心部のホテルは、平常通り営業しております。
但し、状況に応じ、一部の施設やレストランを急遽休業などにする場合があります。
■ 観光の状況
* 王宮前の広場は、水がたまったままの状態にありますが、通常は歩かない場所のため、観光に影響はありません
* 渡し舟も既に再開されており、暁の寺へ行くことが出来ます。
■ その他
* ライフラインに問題はありません。
* スワンナプーム空港も平常通りオープンしております。
* バンコク都内のショッピングセンターは、平常通り営業しております。
* アユタヤにある「ワット・プラシー・サンペット」周辺は水が引いたようです。
(ただし、アユタヤまで通常のルートで行く事はできません。)
バンコク中心部に洪水被害の影響はありませんが、状況は急に変わることもあり、引き続き注意が必要です。
現在、バンコクにご滞在中の方、またこれからバンコクに行かれる方は、引き続き現地の最新情報に十分ご注意ください。