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JTB西日本、地域交流型商品第10弾「地恵のたび長崎」を発売

  • 2011年11月4日

 JTB西日本は09年5月から展開する地域交流型旅行商品「地恵のたび」でプロジェクトで、第10弾としてAユニットJTB「地恵のたび長崎」の販売を開始した。同プロジェクトは、各地の自然や歴史、文化、特産物などの地域の“恵み”を生かし、まちおこしに取り組む地域固有の魅力や素材を旅行商品化したもの。こうした情報やノウハウを旅行商品の中で体験することで、各地の地域活性化やまちおこしにつなげてもらう考えだ。

 長崎はグラバー園や出島などの観光施設を有し、修学旅行や団体旅行の訪問地として定着していたが、個人型、体験型観光へと旅行スタイルが変化するとともに、観光客が減少。こうした中、長崎市は新たな観光スタイルとして長崎弁でぶらぶら歩き回るという意味の「さるく(=街歩き)」を取り上げ、長崎さるく博などを実施したところ、年々参加者を増やし、長崎観光のひとつの柱となったという。同商品では、長崎さるくの立ち上げから携わっている長崎市さるく観光課長が講演を聞き、さるくコースを体験する。