関空、9月の国際線旅客数は3%減-上半期は11%減も回復傾向

  • 2011年10月24日

 関西国際空港の9月の旅客数(速報値)は4%減の126万5977人で、国際線旅客数は3%減の88万4520人となった。国際線旅客数のうち、日本人旅客は4%増の63万2720人、外国人旅客は23%減の21万6850人、通過旅客は47%増の3万4950人であった。

 4月から9月までの上半期合計をみると、全旅客数は11%減の671万491人、国際線旅客数は11%減の479万7795人。国際線旅客数のうち、日本人旅客は前年と同様で334万7673人で、震災による海外旅行自粛傾向の緩和や円高によって7月以降単月で前年を上回っており、上半期合計でも前年と同様の値であった。一方、外国人旅客は震災直後に比べると回復傾向にあるものの、35%減の123万7610人となった。

 なお、国内線旅客数は5%減の38万1457人。4月から9月までは10%減の191万2696人であった。