茨城空港、ローコスト・エアポート・オブ・ザ・イヤー2011受賞
茨城空港はこのほど、ローコスト・エアポート・オブ・ザ・イヤー2011を受賞した。これは1990年設立のシンクタンク、センター・フォー・アジア・パシフィック・アビエーション(CAPA)が設定しているもの。CAPAはオーストラリアのシドニーが本部で、アジア・パシフィック地域の航空市場に関して情報、分析を実施している。
受賞理由は、茨城空港が航空会社に適した環境を提供し、LCC運航のサポートを実施することで、東京北部やその近郊への「価値あるアクセスポイント」として機能している点。また、今年3月に発生した東日本大震災の被害にもかかわらず、LCC対しに優れたサービスを継続したことも評価された。
茨城県知事の橋本昌氏は「東日本大震災により被災した本県にとって、このような賞を受賞できたことは、大変大きな励ましとなる」とコメント。受賞式は10月20日にシンガポールで開催され、橋本氏が出席した。