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JNTO、シンガポール東北親善大使の口コミ効果、総表示回数は86万超に

  • 2011年9月20日

 日本政府観光局(JNTO)と日本商工会議所が共同で実施したシンガポール東北親善大使による東北視察招請事業で、実施期間後の9日間の東北関連記事に対する総インプレッション数(表示回数)が86万を超え、1日あたりおよそ10万回表示された。これはfacebook内のJNTOシンガポールのページと、同事業にあわせて開設したシンガポール東北親善大使専用ページの合計数。

 もともと、JNTOシンガポールのfacebookページは、シンガポール国内で1位となったほど人気が高い。今回の期間中には東北関連投稿件数は17件、総インプレッション数は82万9856回、「いいね!」は1822回で、総コメント数は52件に上った。さらに東北親善大使専用ページでは86件の投稿で総インプレッション数は3万1992件、「いいね!」は518件で、コメント数は52件となった。JNTOでは東北視察者の体験や事業者の報告が多くの人々の目に触れる機会となり、効果があったと評価。また、親善大使は自身のブログへの掲載やyou tubeへの動画投稿もしており、広い波及効果があるとしている。

 シンガポール東北親善大使の視察プログラムは、シンガポールの大学生100名を東北地方の視察プログラムに招請し、参加者自身に現地情報を発信してもらうことで風評払拭と日本の安全性の周知につなげ、訪日旅行の需要喚起を目的としたもの。8月2日から9日の5泊8日で、岩手、秋田、山形、宮城を訪問した。クチコミ効果以外にも、JNTOでは8月に実施した日本関連イベントや業界関係者向け訪日セミナーで、親善大使代表によるプレゼンテーションを実施。また、今月末には東北の活動の様子を伝える写真展を、大型ショッピングモールで実施する。