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ジンエアー、新千歳/仁川線デイリーへ-商品組みやすく、日本発需要喚起

  • 2011年9月14日

 ジンエアー(LJ)は10月30日の冬スケジュールから、現在週2便で運航している新千歳/仁川線を週7便に増便し、デイリーで運航する。利便性の高いスケジュールとすることで、旅程のパターンを組みやすくし、商品造成を促すとともに、日本発の需要を喚起し取り込むねらいがある。

 LJが就航したのは7月15日。デイリーでの運航を予定していたが、震災による需要低迷などを理由に週2便運航でのスタートとなった。LJ日本総代理店の国際興業ホールディングスによると、当初は、韓国発のインバウンドをメインとした需要を見込んでいたものの、「震災の影響を受け、回復しているとは言えない」状況だ。就航以来、60%台の搭乗率で推移する中で、「あまり良い状況ではないが、日本発が全体の3割ほどを占めており予想よりも良い」という。フライトの利便性が高まることで旅程パターンを増やし、「韓国発の需要に頼るのではなく日本発の需要を掘り起こしたい」考えだ。

 また、すでに旅行会社向けにも案内しており、商品造成を促しているところ。10月30日のデイリー運航開始にあわせて一般消費者向けのキャンペーンも計画している。