新潟県関川村の観光物産展が6、7日の両日、東京・日本橋のNICOプラザで開かれている。

　地元で磨き上げられた農産物や農産加工品、発酵食品や日本酒などを、試食・販売している。

　多くは、地元の農家の「かあちゃん」が集い結成した「関川村生活改善研究会」が製造、販売している商品。保存料、着色料を使わない日持ちはしないが、素朴な味わいは新潟のご飯にぴったり。

　昼過ぎからは、2升分のおにぎりと冷や汁を来場者にふるまわれた。7日も昼すぎからおにぎりと冷や汁をふるまう。

　村内の「えちごせきかわ温泉郷」では、9月から「関川まるごと田舎の朝ごはんプロジェクト」もスタート。各宿泊施設の朝食で、うるち米を練って棒状にした「まんまスティック」をキノコや里芋と炊いた「関川まんま汁」、田楽焼きやなめこ麺などを、炊き立ての岩船米とともに出している。

　会場でおにぎりを握っていた小山雄司さん（鷹ノ巣温泉・喜久屋）は、「9月11日には関川村でアユ祭りも開かれます」と、来村を呼びかけていた。

情報提供：トラベルニュース社