ホテル志戸平が世界遺産・平泉まで無料バス
岩手県・花巻南温泉郷志戸平温泉の湯の杜ホテル志戸平(久保田浩基社長)が、8月27日から無料バス「平泉ライナー」の運行を始めた。グループ会社の志戸平交通観光が運行する。
利用は同ホテルと姉妹館「游泉志だて」の宿泊客限定。ホテルから世界文化遺産・平泉までの片道運行で、11月6日まで毎日運行する。
バスは志戸平温泉を9時10分に出発し、東北自動車道を経由し、平泉レストハウスに10時20分ころ到着する。定員は40人。予約制で1組2-6人まで。団体利用はできない。
ホテル志戸平常務の久保田龍介さんは、「岩手県観光は従来から二次交通に課題があり、平泉の世界遺産登録が宿泊需要につながっている実感がありません。二次交通を提供することで、平泉観光のお客様に当館をご利用いただければ」と話している。首都圏や仙台エリアからの旅行者の利用に期待している。
同ホテルでは仙台駅、秋田駅とホテル間にも往復無料バスを通年で運行(秋田便は冬季運休)している。
情報提供:トラベルニュース社