関空、7月の国際線旅客数は7%減-減少幅縮小、日本人旅客は2%増に
関西国際空港の2011年7月の運営概況(速報値)によると、国際線旅客数は前年比7%減の86万6916人となり、6月の10%減から減少幅が縮小した。このうち、日本人旅客数は円高が奏功した結果、2%増の56万8480人と2010年10月以降初の前年超えとなった。一方、外国人旅客は東日本大震災の影響による旅行控えや円高がマイナス要因となり、26%減の25万7850人と減少した。通過客は2011年4月に就航したチャイナエアライン(CI)の台北/関空/ニューヨーク線による増加もあり、55%増の4万586人となった。国内線旅客数は12%減の31万4994人だった。
なお、旅客便の発着回数は、国際線が4%減の5047回、国内線が7%減の2563回だった。