日本旅行、5月の海外旅行はほぼ前年並み、個人旅行が大幅増も団体不振
日本旅行の2011年5月の旅行総取扱額は、前年比12.3%減の262億8993万6000円となった。このうち、海外旅行は前年比0.9%減の89億3690万2000円とわずかに前年を下回った。個人旅行が46.2%増の38億4818万円と大きく増加したものの、団体旅行が40.3%減の6億8309万9000円と大きく落ち込んだ。また、マッハ・ベストツアーの自社企画は14.9%減の34億2531万1000円で、企画商品全体でも15.6%減の39億9188万4000円と減少した。
国内旅行は17.2%減の166億5904万1000円。団体旅行が18.0%減の54億7829万5000円、企画商品が18.4%減の50億4091万6000円、JR券や航空券を含む個人旅行合計が16.6%減の61億3983万円と、すべての項目で前年を下回った。国際旅行は11.8%減の6億9563万5000円で、前月に比べて減少幅が約36ポイント縮小している。