宮島水族館が8月1日リニューアルオープン

 世界遺産・宮島に8月1日、宮島水族館(愛称・みやじまマリン)がオープンする。全面建て替えで2008年12月から休館していた。瀬戸内海の自然を模した展示や宮島で盛んなカキの養殖筏を再現した水槽などを新設、水族館を運営する広島県廿日市市では「参加・体験型の水族館への転換を図った」としている。

 旧水族館の1・4倍、延べ床面積5822平方メートルに拡張する。本館、海獣棟、ライブプールで構成し350種1万3千点以上の生物を展示する。宮島の風致景観に合わせ、瓦屋根や格子戸の玄関など、外観を和風のイメージにする。

 館内は、ヒトデやナマコに直接触れられるプールや、宮島の干潟を再現したコーナー、カキ筏を展示した水深約5メートルの水槽など瀬戸内にゆかりの深い展示を充実させている。また、サメやエイなど大型回遊魚を泳ぐ水量350トンの大型水槽、ペンギンが頭上を飛んでいるように泳ぐ水槽なども見どころ。ライブプールではアシカショーが見学できる。

 営業時間は9-17時。入館料は大人1400円、小中学生700円と発表されている。

情報提供:トラベルニュース社