ハイアットフェア2011開催-11年開業の新ホテルも参加
ハイアット・ホテルズ・アンド・リゾーツは6月21日、都内で「ハイアットフェア2011」を開催した。アジア太平洋、ヨーロッパ、北米・ハワイより19軒のハイアットホテルおよびリゾートの総支配人や営業担当者が来日し、旅行業界関係者や法人の購買担当者と商談を実施した。
ハイアットフェアには2011年夏に上海に開業予定の「アンダーズ上海」と、同年9月にベトナムのダナンに開業を予定している「ハイアット・リージェンシー・ダナン・リゾート・アンド・スパ」も参加。「アンダーズ上海」はアジア初のアンダーズブランドとなる。
アンダーズ上海は上海の新天地エリアに開業。307室の客室を備え、バスタブや洗面台にアクリルを使用するなど現代的なデザインを採用。客室内では、ミニバーのソフトドリンクとスナック類、市内通話、インターネット接続を無料で提供。レジャー客だけでなく、ビジネス客にも利便性を高めた。また、300名収容可能な宴会場も設けており、同ホテルによると、結婚式やMICEでの活用を訴えていきたい考えだ。
また、ハイアット・リージェンシー・ダナン・リゾート・アンド・スパは、2011年9月30日に開業する予定。同ホテルゼネラルマネージャーのアンソニー・ゲイン氏は、「ホーチミンを基点にベトナムに1週間滞在する観光客も多い。パークハイアット・サイゴンと同ホテルをリンクさせながら、宿泊客を取り込んでいきたい」と意気込みを語った。同ホテルはスイート、ヴィラ、コンドミニアムを含む410室の客室を備えており、約20万平方メートルの敷地内にはレジャー施設やスパ、フィットネスセンターを用意した。