震災後の日本での国際会議、2.5万規模の新規開催が決定、予定通りの開催も
日本政府観光局(JNTO)によると、大型国際大会「ライオンズクラブ国際大会」の誘致に成功した。2016年6月に福岡で開催し、約2万5000名の参加を見込むもの。東日本大震災前から誘致活動を展開しており、マンチェスターやシンシナシティ、ソルトレイクシティ、ニューオリンズ、ボストンとの競合の末、日本開催が決定した。震災後、日本での国際会議の開催について各主催者が開催を見直す動きがあったが、国やJNTO、開催都市の首長によるレター発出が奏功し、開催の賛同を得たという。
また、日本開催が決定していた国際会議で、震災後に見直しとなっていたものについて、一部で予定通りの日本開催が確認されている。例えば、今年7月の「国際血栓止血学会」(京都市:約7000名)や、10月の「Worldsleep2011」(京都市:約2500名)は国や開催地のレター発出が決め手、日本開催の続行を決定。6月の「国際ビジネス学会年次総会」(名古屋市:約1200名)からは支援レターのほか、JNTOによる世界各国の訪日渡航勧告情報の提供が、後押ししたというコメントが寄せられたという。
このほか、9月に東京で開催される「世界建築会議」(約6000名)は、復興支援の意味も込めて予定通り開催するとともに、被災地の視察や災害時の建築をテーマにしたプログラムの導入も検討することを震災後、すぐに発表。積極的に日本での開催を再確認したケースもあった。
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このほか、9月に東京で開催される「世界建築会議」(約6000名)は、復興支援の意味も込めて予定通り開催するとともに、被災地の視察や災害時の建築をテーマにしたプログラムの導入も検討することを震災後、すぐに発表。積極的に日本での開催を再確認したケースもあった。
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