阪急交通社、3月の海外旅行取扱高は22.3%減、国内旅行取扱高は約半減−震災で
阪急交通社の2011年3月の旅行総取扱高は、前年比31.3%減の236億8344万円となった。このうち、海外旅行は、震災による海外旅行自粛にともなうキャンセル、また航空会社の減便や運休も影響し22.3%減の168億3103万5000円と前年を下回った。
国内旅行では、東北や関東方面で震災後の催行中止となったほか、他地域でもキャンセルが相次いだため、約半減となる46.3%減の68億3993万3000円となった。また、特に震災の影響が大きかった外国人旅行は、原発事故の放射能汚染問題で各国が日本への渡航規制を勧告したことにより、81.7%減の1247万2000円と大幅に減少した。
※阪急交通社は2010年4月に阪神航空と統合して、業務渡航部門を阪急阪神ビジネストラベルとして子会社化。文中の今年度の数値は阪急阪神ビジネストラベル分を除外し、フレンドツアーを含めたもの
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