JTB、福島県産の野菜直売会を実施、風評被害払拭へ−JLと共催で
ジェイティービー(JTB)は4月27日、都内3ヶ所で福島県産の野菜、果物などの直売会を実施した。原発事故による放射能の影響で福島県の一部の野菜や原乳が出荷停止になっており、安全基準をクリアしている野菜類も風評被害の影響を受けて購入されないケースがある。そのため、風評被害を払拭するとともに現地支援につなげるねらい。JTB社内では、常務取締役の清水愼一氏を隊長に「がんぱっぺ!福島」応援隊を有志で立ち上げ、今回は日本航空(JL)とともに開催し、100人以上が参加している。JTBでは、「観光にとって食はとても重要。福島の野菜を販売することで地元にとって支援になり、購入した人へは魅力が伝わる。それが観光につながれば」と話しており、応援の第一歩として取り組んでいる。
今回用意した野菜は、JA全農福島やJAいわき市などから、ネギ、トマト、キュウリ、イチゴなど約10種類で合計で約2トン。全てJTBが買い取り、JTB社員やJL社員が販売した。JALプラザ有楽町前やJTBトラベルゲート有楽町、東京モノレール天王洲アイル駅に販売所を設け、27日、28日と2日間開催しており、両日で完売できる見込みだ。JAL有楽町プラザ前では27日の午後14時頃までにビジネスマンや年配層、若年層など2000人から3000人が訪れた。また、用意していた喜多方や会津など福島県の6種類のパンフレット400部も全て配布し終えており、今後の観光需要回復にも期待がかかる。
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