エアプサン、6月23日から成田/釜山線新規就航−旅行会社経由の販売重視
韓国のローコストキャリア(LCC)のエアプサン(BX)は6月23日に成田/釜山線を開設し、デイリー運航を開始する。当初は4月28日の就航予定だったが、東日本大震災の影響で就航日を延期した。現在国土交通省に認可申請中だ。新規就航にともない、新たに東京支店を開設し営業を強化していく。同支店の原野卓郎氏によると、販売は旅行会社経由を主とする考えで、すでに旅行会社各社に対し営業を開始し、ツアーの造成をはたらきかけているという。
成田/釜山線では造船会社が多い釜山や近隣諸都市の工場へのビジネス需要の取り込みをはかる。また、レジャー需要に対して、原野氏は「関東圏では釜山の認知が低く、旅行会社の商品にも似たようなコースが多い」と課題をあげる。今後は韓国観光公社とも協力し、世界遺産の安東や古都慶州といった周辺諸都市や、釜山近郊にある島をからめたコースを旅行会社に提案し、周辺地域の魅力の掘り起こしをはかる。
原野氏によると、福岡/釜山線や大阪/釜山線のロードファクターは80%を超えており、成田線も88%をめざす。ただし、現在東日本大震災の影響によるインバウンド需要の減退もあり、まずはロードファクター60%、1ヶ月3500席の販売をめざす考えだ。航空券の発売は5月中旬を予定。料金は現在調整中だ。機材はエアバスA321-200型機で、エコノミークラス195席。詳細なスケジュールは下記の通り。
▽BX成田/釜山線(6月23日〜)
BX111 NRT 13時55分発/PUS 16時15分着(デイリー)
BX112 PUS 10時55分発/NRT 12時55分着(デイリー)
成田/釜山線では造船会社が多い釜山や近隣諸都市の工場へのビジネス需要の取り込みをはかる。また、レジャー需要に対して、原野氏は「関東圏では釜山の認知が低く、旅行会社の商品にも似たようなコースが多い」と課題をあげる。今後は韓国観光公社とも協力し、世界遺産の安東や古都慶州といった周辺諸都市や、釜山近郊にある島をからめたコースを旅行会社に提案し、周辺地域の魅力の掘り起こしをはかる。
原野氏によると、福岡/釜山線や大阪/釜山線のロードファクターは80%を超えており、成田線も88%をめざす。ただし、現在東日本大震災の影響によるインバウンド需要の減退もあり、まずはロードファクター60%、1ヶ月3500席の販売をめざす考えだ。航空券の発売は5月中旬を予定。料金は現在調整中だ。機材はエアバスA321-200型機で、エコノミークラス195席。詳細なスケジュールは下記の通り。
▽BX成田/釜山線(6月23日〜)
BX111 NRT 13時55分発/PUS 16時15分着(デイリー)
BX112 PUS 10時55分発/NRT 12時55分着(デイリー)