JATA、復興に向け宣言−「日本を元気に、旅で笑顔に」、広告などアピールへ
日本旅行業協会(JATA)は4月15日、東日本大震災からの復興に向け、会長の金井耿氏の名前で宣言を発表した。宣言では、もともと国内旅行促進のために使用していたキャッチコピーの「日本を元気に、旅で笑顔に」を合言葉として、内外に日本の復興をアピールすることを表明。また、旅行による復興支援や海外旅行の促進、夏の長期休暇取得を支援する旅行スタイルなど節電の取り組みへの対応を進めるとした。
このうち、海外旅行の促進については「海外からの支援に感謝し、元気な日本をアピールするため」とし、JATA旅博2011を予定通り開催して、被災地復興のためのイベントを併催するとした。また、節電関連では、旅行会社店舗の節電にも協力する方針だ。
このほか、義援金募集活動の継続や観光地復興のためのボランティア、被災地の子供たちを旅行に招待するなどの活動を積極的に推進。義援金は4月14日までに1450万円が集まっているという。また、ボランティアツアー造成なども促進する方針。
なお、4月19日以降に朝日新聞、読売新聞、日経新聞の3紙で、キャッチコピーを打ち出す広告を掲載するほか、ビジット・ワールド・キャンペーン(VWC)で海外旅行促進のために計画していた、鉄道駅でのポスター掲出も宣言に合わせて復興を意識した内容にするという。JR各社が企画していたデスティネーションキャンペーンへの協力も検討。さらに、JATAの海外旅行委員会や部会などを東日本で開催して現地を視察し、正確な情報の発信や商品造成にいかすことも予定している。
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このうち、海外旅行の促進については「海外からの支援に感謝し、元気な日本をアピールするため」とし、JATA旅博2011を予定通り開催して、被災地復興のためのイベントを併催するとした。また、節電関連では、旅行会社店舗の節電にも協力する方針だ。
このほか、義援金募集活動の継続や観光地復興のためのボランティア、被災地の子供たちを旅行に招待するなどの活動を積極的に推進。義援金は4月14日までに1450万円が集まっているという。また、ボランティアツアー造成なども促進する方針。
なお、4月19日以降に朝日新聞、読売新聞、日経新聞の3紙で、キャッチコピーを打ち出す広告を掲載するほか、ビジット・ワールド・キャンペーン(VWC)で海外旅行促進のために計画していた、鉄道駅でのポスター掲出も宣言に合わせて復興を意識した内容にするという。JR各社が企画していたデスティネーションキャンペーンへの協力も検討。さらに、JATAの海外旅行委員会や部会などを東日本で開催して現地を視察し、正確な情報の発信や商品造成にいかすことも予定している。
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