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春秋航空、4月1日から茨城/上海線再開−高松/上海線は就航見合わせ

  • 2011年3月31日
 春秋航空(9C)は4月1日から、地震の影響で運航を見合わせていた茨城/上海線のプログラムチャーターを再開する。同線は東北地方大西洋沖地震の影響で、3月16日から同路線を運休していた。当初は3月27日の夏期スケジュールから2便増便し週5便で運航する計画だったが、4月は減便し週2便での運航とする。運航日は4月1日、3日、8日、10日、15日、20日、24日、27日、29日の9日間。5月は水、金、日の週3便で、6月からは月、水、金、土、日の週5便で運航する予定だ。

 また、3月27日に就航予定だった高松/上海線の就航を延期しており、運航開始日は決定次第ウェブサイトで告知する。9Cによると、地震と福島第1原子力発電所事故を受けて中国で出されたツアー取り止めの緊急通告により、3月末から4月初旬の高松/上海線を利用するツアーは全てキャンセルとなったという。

 高松/上海線の旅客の80%は春秋国際旅行社による団体旅行を見込んでおり、個人旅行者に対しては1、2年かけて路線の浸透をはかる計画だった。今回のキャンセルで需要の8割を失ったことから就航の延期を決定。航空券を購入していた顧客に対しては、無条件での全額払い戻し、もしくは運航開始後の便への無料変更を実施する。


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