エジプト、現在のエジプトの状況

  • 2011年3月22日
 チュニジアから始まり、2011年1月末に発生いたしました「エジプト騒乱・民主化デモ」から、もうすぐ2ヵ月が経とうとしております。

 以下に現在のエジプトの状況をお知らせいたします。


■ 外出禁止令
 深夜 00:00より午前 06:00まで。


■ 観光地の状況
* 主要観光地は、通常通りオープンしております。
* 考古最高評議会が、カイロ考古学博物館から最終的に盗難にあった物のリストを公表しています。
 それによると、ツタンカーメン王墓出土ものも含まれておりますが、数点(5点ほど)にとどまり、観光には支障がない程度となっております。

  詳しくは、エジプト考古最高評議会のウェブサイトにてご覧いただけます。
http://www.sca-egypt.org/eng/MR_PR.htm

 →March 15th 2011: Final List of Objects Missing from the Egyptian Museumのページをご覧ください。


■ デモ
* 毎週金曜日には、タハリール広場で規模の差はあれ、何かしらのデモが行われている状態です。

 特に3月09日(水)には、投石が行われたため、一時軍が交通を遮断したということがありました。

* それ以外のデモに関しては、平和的に行われている模様です。


■ 国民投票
* 3月19日(土)、革命後初の「国民投票」が行われます。

 企業や官公庁も休業するなどして、投票に行くことを勧めているとのことです。

 やはり観光客激減のために国が受けた経済的ダメージが非常に大きく、治安悪化につながりかねない状況です。そのためにも一刻も早い観光業の回復が望まれています。

 以上、現在の状況をお知らせいたします。



※同情報は「バヒトラベルエージェンシー」より、ご提供いただきました。

情報提供:日本海外ツアーオペレーター協会