日本旅行、1月の海外旅行取扱額は25%増−個人旅行が躍進、自社企画も増加

  • 2011年3月9日
 日本旅行の2011年1月の旅行総取扱額は、前年比8.3%増位の251億9292万円となった。そのうち、海外旅行は25.4%増の89億4635万円。団体旅行は、一般団体が19.3%減の5億2763万4000円、教育旅行が6.5%減の3億6178万4000円と落ち込み、合計で14.5%減の8億8941万8000円となったが、企画商品と個人旅行が大きく増加し、団体旅行のマイナスを補った。特に個人旅行は83.8%増の35億8981万2000円と大きく躍進。また、企画商品もマッハ・ベストツアーの自社企画が7.5%増の34億7748万円、他社企画も3.5%増の6億5378万8000円で、企画商品合計が6.9%増の41億3126万8000円となった。

 国内旅行は3.2%減の154億972万4000円。団体旅行が9.4%減の29億6772万2000円と前年を下回ったが、企画商品は6.0%増の64億6060万9000円と前年を上回った。特に自社企画商品「赤い風船」が7.6%増の56億462万9000円と好調であった。また、国際旅行は284.9%増の8億3282万7000円となった。