日本航空、アラスカ夏季チャーター30本運航−静岡発も、6600人送客めざす
日本航空(JL)は5月21日から9月11日まで、アラスカへのチャーター便を運航する。アラスカ夏季チャーター9年目となる今年は、片道ベースで昨年の27本から3本多い30本実施する計画だ。このほか、成田/バンクーバー線に就航する定期便を片道ベースで2本利用するため、全部で16往復のスケジュールとなる。発着地は、成田、中部、関空、福岡の4都市に加えて新たに静岡空港も設定。静岡からアメリカ本土へのチャーター便運航は初めてで、これにより新規需要を開拓するねらいだ。前年に続き、5月から7月にかけては日本、アンカレジ、バンクーバーの3都市での組み合わせ発着、7月から9月にかけては日本/アンカレジ間の往復と日本、アンカレジ、フェアバンクスの3都市を組み合わせた運航パターンとした。JLでは全て満席での運航をめざしており、送客目標として6600名を掲げている。
また、運航機材はこれまでのボーイングB747-400型機の退役にともない、今年からB767-300型機を使用する。座席数は356席から223席と減少するものの、機内エンターテイメントシステム「MAGIC」はIIからIIIへとバージョンアップした。なお、アラスカ観光協会では、今年も同チャーター便による旅行需要拡大に期待を寄せ、ウェブサイト上でのツアー紹介など多様なプロモーション活動を展開する。
また、運航機材はこれまでのボーイングB747-400型機の退役にともない、今年からB767-300型機を使用する。座席数は356席から223席と減少するものの、機内エンターテイメントシステム「MAGIC」はIIからIIIへとバージョンアップした。なお、アラスカ観光協会では、今年も同チャーター便による旅行需要拡大に期待を寄せ、ウェブサイト上でのツアー紹介など多様なプロモーション活動を展開する。