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エジプト・カイロ、現在のエジプトの状況

  • 2011年2月16日
 既にTVや新聞などでも報じられておりますように、先週 2011年2月11日、ムバラク氏が30年の長きにわたる大統領の職を辞しました。
これに伴い、タハリール広場に集まっていたデモ隊は、基本的に解散いたしました。

 現在も一部の人たちのみが、引き続き広場等にとどまっている模様ですが、車両も普段どおり通行出来るようになっており、カイロの街は、概ね平常へと戻りつつあります。

 現地時間本日 2月15日はイスラム教の行事である「ムハンマド生誕祭」のため、エジプトは祝日となっておりますが、明日15日より各官公庁や民間企業も通常営業になるとのことです。

 また、騒乱のために28・29日から閉鎖されておりました観光地も、一部を除き通常通り観光が可能になりつつあります。

 以下に、現在の観光地他の状況をお知らせいたします。

■ 観光地の状況
* エジプト全土の「博物館」と名のつくところ以外は、ほぼ通常通りオープンしております。

* カイロ近郊では、残念ながら昨日(2/14)の時点で、メンフィス、サッカラ、ダハシュール方面は未だ閉鎖とのことですが、ギザのピラミッド地区はオープンしており、既にアメリカやヨーロッパ等からの観光客が、少数ながら戻り始めているとのことです。

* モハメッド・アリ・モスクも現在、閉鎖中です。

* ルクソール、アスワン、アブシンベル等も博物館以外は、通常通り観光が可能です。 やはり欧米の観光客が、既に戻り始めているとのことです。


■ 国内線の運航状況
* 国内線は、平常通り運航しております。


■ ホテルの営業状況
* 平常通り、営業しております。


■ 観光地以外の状況
* カイロ市内および近郊、アレキサンドリア地域に発出されている外出禁止令は、深夜 00:00〜早朝 06:00までと緩和されており、実質無いに等しい状態になっております。


■ 日本企業の営業状況
* エジプトに進出している日本企業も、ほぼ平常通り営業を再開しており、一時国外退避していた在エジプト邦人駐在員も戻りつつあります。


 尚、上記の状況は刻々と変わってまいります。

 最新情報は、在エジプト日本大使館、または外務省海外安全ホームページ等を通じ、入手されることをおすすめいたします。


※在エジプト日本大使館
http://www.eg.emb-japan.go.jp/j/index.htm
※外務省海外安全ホームページ
http://www.pubanzen.mofa.go.jp/


※同情報は「バヒトラベルエージェンシー」より、ご提供いただきました。

情報提供:日本海外ツアーオペレーター協会