全日空、台湾、韓国線に現地公用語話す「サービス補助員」−機内品質向上へ
全日空(NH)は4月16日、日本からの台湾線、韓国線で現地公用語による案内、通訳、サービスを実施するサービス補助員の搭乗を開始する。これは、2009年5月から1年間取り組んでいたサービスで、景気低迷などの影響により2010年5月以降休止していた。一方で、2009年上期の就航地の国籍を持つ乗客は日本/台湾間で全体の46%、日本/韓国間でも38%となっており、ニーズが高まっていた。こうしたニーズに応え、語学対応力を強化することで利便性向上をはかり機内品質を高めるねらいだ。
今回導入する路線は、成田/台北線、羽田/松山線の日本/台湾間の2路線3往復と、羽田/金浦線、成田、関空、名古屋/仁川線の日本/韓国間の4路線5往復。サービス補助員は客室乗務員とは異なる制服を着用し、搭乗客にとってわかりやすいよう工夫した。
今回導入する路線は、成田/台北線、羽田/松山線の日本/台湾間の2路線3往復と、羽田/金浦線、成田、関空、名古屋/仁川線の日本/韓国間の4路線5往復。サービス補助員は客室乗務員とは異なる制服を着用し、搭乗客にとってわかりやすいよう工夫した。