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モスクワ、「ドモジェドボ空港」で発生した自爆テロ事件の影響−続報

  • 2011年1月27日
 既にTVやマスコミ等でも報道されています通り、2011年1月24日(月) 午後、ロシアの空の玄関、モスクワ郊外の「ドモジェドボ国際空港」にて爆発事件が発生し、多数の死傷者が出ました。

 下記に、弊社モスクワ事務所から入手した現地の状況をお知らせいたします。

■ 事件発生後の状況
1) ドモジェドボ空港、及びシェレメチェボ空港のセキュリティーの状況

 セキュリティーが強化された事を受け、各空港ではセキュリティーチェックに長い行列が出来ています。

 現況では、フライト出発時刻前の3〜3.5時間前に空港到着することを勧められております。

 今回の事件では、ドモジェドボ空港の国際線到着エリアだけがクローズされたため、国際線利用の乗客が国内線ターミナルからアクセスしないといけないなどといった処置は、必要ありませんでした。

 尚、今後、新たなセキュリティーチェックが追加されるかどうかについては、未だ新しい情報は出されておりません。

2) 他の公共交通機関の状況
 地下鉄や鉄道などに関しては、現在のところ通常通り運行しております。

3) 政府の対応・アナウンス
 メドベージェフ大統領は、以下の発表をいたしました。

 『国家テロ対策委員会(NAC)は、テロリストを空港内に通してしまうというドモジェドボ空港の不十分なセキュリティ体制について、空港側での明らかなセキュリティ上の過失があったと非難し、空港や駅での増加警戒を命じました。』

4) 今後のツアースケジュール管理について
 今後、ドモジェドボ空港のみならずシェレメチェボ空港や鉄道駅などでも、セキュリティーの強化が予想されます。

 ついては、シェレメチェヴォ空港利用の場合でも、フライト出発時刻前の3〜3.5時間前には、空港到着するよう、お勧めいたします。

 以上、ご旅行をご予定の方はご注意下さい。

 また現地から情報が入りましたら、随時お知らせいたします。


情報提供:株式会社ツムラーレコーポレーション日本海外ツアーオペレーター協会