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インドネシア・ジョグジャカルタ、「ムラピ山」噴火の影響−現在の状況

  • 2011年1月24日
 昨年秋に噴火した、ジャワ島中部「ムラピ山」の現在の状況をお伝えいたします。

 本日 2011年1月21日も、ムラピ山は落ち着いています。 現在、世界遺産でもある「ボロブドゥール遺跡」は、7段目まで入場可能です。

 まだ確実な情報は得られておりませんが、ボロブドゥール事務局のスタッフによりますと、この入場規制は4月頃までかかるのではないかとのことでした。現在も頂上3段のストゥーパ(72基)の清掃が続いておりますが、細かい作業のため、予定より時間がかかっている模様です。

 昨日 1月20日の午後より、ムラピ山付近では豪雨が発生し、ボロブドゥール遺跡への道路が一時、通行止めになりました。 既に現在は通行止めも解除され、スムーズに通行が可能です。

 但し、昨秋の噴火時の火山灰が雨によって川に流れ、現在も川の底には大量の火山灰がたまっている状況です。 そのため、雨が降るとすぐに川の水が溢れてしまいます。

 川の中にたまった火山灰の除去作業などは行われていないため、しばらくは豪雨の度にこのような状況が続くと思われます。

 当地のガイドたちも、事前の情報収集や迂回などをすることで、ツアーに支障がないよう努めております。


情報提供:エーペックスインターナショナル株式会社日本海外ツアーオペレーター協会