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イタリア、2010年は定番以外の商品化も−来年は「イタリアの秋」

  • 2010年12月24日
 イタリア政府観光局(ENIT)は12月21日、都内でクリスマス・カクテル・パーティを開催し、旅行業界関係者やメディア関係者に向けて2010年の総括と来年のイベントや方針などを発表した。ENITアジア・オセアニア局長のエンリコ・マルティーニ氏は冒頭の挨拶で2010年を振り返り、定番ルートだけでなく、ヴァッレ・ダオスタ州でのトレッキングやハイキングなどが注目を浴び、旅行商品化が進んだことを成果の一つとして挙げた。

 また、来年はイタリア統一150周年であることから、イタリア国内でトリノを中心に多くのイベントが開催される予定であるほか、イタリア大使館が主体となって展開する総合プロモーション事業「日本におけるイタリアの秋2011」を展開することも説明。「イタリアの秋」では、9月から12月にかけて日本国内で多くのイベントの開催が予定されているほか、計画中のイタリア関連イベントをイタリア大使館に申請すると公式イベントとして認定されることもあるという。

 さらに、2011年1月にはNHKデジタル衛星ハイビジョンでイタリア特集を放映予定。1ヶ月間で100本以上のイタリアに関する番組が放映される予定といい、マルティーニ氏も「旅行会社にとっても商品造成のヒントになるのでは」と期待を示した。同特集は2011年1月1日より放映開始という。