スイス政観、2010年は1桁増−花とアクティビティの組み合わせ提案
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スイス政府観光局によると、2010年は円高がプラス要因にはたらいたこともあり、1月から9月の日本人宿泊数は前年比1桁増で推移しているという。ツビンデン氏によると、2011年は(WK)の季節便の運航やチャーターなどで、さらなる需要の増加が期待できるとの考えだ。
プレスブリーフィングでは、2011年のプロモーションテーマも紹介。同局メディアマネージャーの押尾雅代氏によると、2011年は四季の花の魅力とアクティビティの組み合わせをアピールする方針だ。サイクリングやハイキングといったアクティビティをしながら花を楽しむ旅行を旅行会社に提案していく考えで、なかでもサイクリングは、消費者の反応がよく、旅行会社からもオプションとして人気が高い、との声もあがってきているという。
また、2012年がユングフラウ鉄道100周年であることから、100周年に先駆けたキャンペーンの一環として、各国の記念日を各国のゲストとともに選ぶ「ナショナル・ウィーク」を実施する。今年は「ナショナルデー」として10月14日の「鉄道の日」に実施したが、2011年は鉄道の日にちなんだ10月15日から21日の1週間に延長。期間中にユングフラウ地方のキャンペーン加盟ホテルに2泊以上滞在し、ユングフラウ鉄道全線6日間乗り放題の「ナショナル・パス」をセットで購入した人を対象に、同伴の大人1名の宿泊と、同伴の大人1名子供2名の鉄道のパスが無料になる。
さらに、アニメ「アルプスの少女ハイジ」のスタッフがユングフラウ地方でロケを実施したことから、ハイジをテーマにしたプロモーションも実施。ユングフラウ地方に残る「ハイジが愛したアルプスの世界」を紹介するオリジナル・グッズの配布をすでに開始しており、アニメのスタッフが書いた風景と実際の風景を対比させたオリジナル小冊子も今後制作し、イベントも実施していく予定だ。