フレンチコネクション、美食文化や地方の観光素材アピール−観光セミナーで
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エールフランス航空/KLMオランダ航空東日本地区トレードセールス部シニアセールスレプリゼンタティブの鈴木謙介氏は、今年10月に就航したエアバスA380型機に焦点を当て、特に「2−2−2の配列で広々としたビジネスクラス」を強調。パリ路線全体では「座席供給量が週624席増加した」と伝え、送客に期待を示した。また、コンコルドホテル・リゾートの日本支社長・アジア地区ディレクターの大野恵子氏は、ホテル・デュ・ルーヴルにおける「ミシュラン3ツ星シェフ」ギー・マルタン氏の起用などを紹介。また、同社では地元フランス産食材の使用といった「持続可能な開発への貢献」に力を入れ、グリーン・グローブ認証を取得しているという。
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独立経営ホテルやレストランの協会であるルレ・エ・シャトーの日本事務局長、仲澤美保子氏は、4から5ツ星の古城ホテルなどを紹介した。平均客室数は29室で、どれもミシュラン2ツ星以上のレストランを有することを特徴とし、日本での認知拡大をめざす。レイルヨーロッパ在日代表の加々美恵理氏は、今年開始したTGVでの無料WiFiサービスや完全Eチケット化のほか、混雑状況によって変動する運賃体系を説明。鉄道の利便性や「タイムリーな手配」の必要性をアピールした。