HTA、2011年は125.5万人へ、羽田線に期待大−予算減もプログラム積極展開

HTAは、今後の成長に向けて、特に羽田路線に期待。ウチヤマ氏は「日本航空(JL)、全日空(NH)、ハワイアン航空(HA)の3社が就航することで、ハワイへの注目度が増すはず。首都圏からだけでなく、地方の需要も取り込めるのではないか」とコメント。一方、JLの撤退が決まっているコナ線については、引き続き他の航空会社の誘致を継続しており、旅行会社8社とビッグアイランドのキャンペーンを来年春まで展開するなどし、需要の拡大につとめる方針をい示した。
125万5000人の目標に向けて重要となる2010/2011年度の予算は、前年よりも100万米ドル減となる630万米ドルとなったが、昨年同様、重要市場向けの追加予算「マーケティング・オポチュニティ・ファンド」や、提供座席量増加に向けた予算を確保。こうした追加予算は、2009/2010年度では例えば、日本や北米などの市場で実施した夏期集中キャンペーンに総額340万米ドルを投じており、今後も様々なプログラムを展開する方針だ。
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