アリタリア、成田線ダブルデイリー化で需要獲得へ−サービス品質向上も

カッレガリ氏はまた、サービスの質の向上にも言及。日本的な“おもてなしの心”を重視して投資計画を継続しているといい、エアバスA320型機やA330型機の新規導入、ボーイングB777型機の内装刷新、ターミナルやラウンジの利便性向上に取り組んでいる。また、「AZにとって日本は非常に重要なデスティネーション」であるとし、機内の日本人アシスタントの増員など、日本市場向けのサービス改善も積極化していると説明した。
なお、路線展開では、2009年にマイアミ、2010年にロサンゼルス、マラガ、ウィーン、アンマンに新規路線を開設しているが、2011年も拡大を継続予定。カッレガリ氏は「おそらく、中国、インド、ブラジルを強化することになるのでは」とした。
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