今月の神社(第2弾):新屋山神社奥宮−通称「金運神社」で金運アップ!
夏休みももうすぐ終わり。JTBの夏休みの旅行動向調査の推計によると、夏の旅行人数は前年比4%増の見通しで回復傾向にありますが、旅行業界の皆様は旅行に行かれましたか?世間では家族旅行や、バーゲンなどイベントが多く出費がかさみ、お財布の中身がそろそろさびしくなるころかと思います。そこで今回の神社特集第2弾は、「金運があがる」と有名な金運神社をご紹介します。
オススメスポット:新屋山神社(あらややまじんじゃ)奥宮
御祭神:大山祇大神(おおやまづみのおほかみ)
御利益:金運上昇など
全国各地からお参りへ、富士山2合目にたたずむ木々に囲まれた奥宮
新屋山神社の奥宮、通称「金運神社」は本宮から車で20分から30分、富士山の2合目にある、木々に囲まれた神社。鳥居と小さな社はよく手入れされており、シンプルですっきりとした雰囲気です。
この神社に祀られている大山祇大神は山をつかさどり、植林治水、農漁業、商工業などあらゆる殖産興業を人間に授けた神様ですが、ここの奥宮は金運向上を求めて訪れる人がほとんど!経営コンサルティング会社船井総合研究所の設立者、船井幸雄氏が金運向上にきく神社として周囲に紹介したことから有名になったのだとか。
宮司さんによると、青森から鹿児島まで全国各地から、自社の発展を祈願する会社の役員から、給料アップなど金運向上を願う一般の個人まで数多くの参拝客が訪れており、会社の業績が上がった、宝くじが当たったなど、さまざまなご利益があったという報告があるそうです。私も早速、自分の金運向上をめざし、お参りをすることにしました。
社にお参りする前に、まずは宮司さんのお祓いを
この神社ならではのお参り前にかかせないポイント。それは宮司さんによる「お祓い」です。普通の参拝でお祓いをしてもらうのはめったにありませんが、神様の教えを参拝客の皆様により伝えるため、ここでは実施しているそうです。宮司さんは社務所にほぼ毎日いらっしゃるとのことなので、声をかけてお祓いをお願いしましょう。私ももちろんお祓いをうけましたが、より身近に神様に触れることができるようで、とても厳粛な気持ちになりました。
お祓い後、3つ連なった鳥居をくぐり、お社の前においてある玉串とよばれる榊の枝をささげ、いよいよ金運向上をお祈りします。具体的な願いであればあるほど願いが叶うそうで、購入した宝くじを持参する人もいるのだとか。昨年は参拝者のなかからサマージャンボとグリーンジャンボの高額当選者が出た、と聞き、私自身も宝くじを持ってくれば・・・と後悔。今回は自分の金運向上と、トラベルビジョンの発展をしっかりお祈りしました。
つい再訪してしまう魅力は、雰囲気と宮司さんにあり
この神社、1年に1度必ず訪れるリピーターも多いそうです。周りの木々が直射日光をさえぎっており、静かで落ち着いた雰囲気です。しかも、山の中なので空気が清らかで涼しい。この夏は全国的に気温が30度を越える地域が多いなか、私が参拝した日の奥宮の気温はなんと19度でした。涼しげな風が吹く中でのお参りはとても心が落ち着き、再訪したくなるのもわかります。
また、宮司さんがとても気さくな方で、神社の由緒やお守りのことからお参りの作法などいろいろとお話して下さいます。わからないことがある場合も、お聞きすると親切に教えていただけます。気軽な雰囲気で会話を楽しむことができ、神様はもちろん、宮司さんに会いに来る人もいるのでは?と感じるほどでした。
奥宮だけでなく、ぜひ本宮にもお参りを
奥宮だけでもいいですが、神社ファンとしてはできれば本宮(もとみや)にもお参りしていただきたいところです。お祓いを受けて拝殿にあがり、通常宮司さん以外は座れない祝詞台まで進んで、お参りをします。より神様の近くでお参りをしてもらうという神社の配慮から、祝詞台で玉串を捧げてお参りできるのには感動です!
また、社殿内には御神石(お伺いの石)という三角形の石があります。願いをこめながら3回持ち上げ、2回目が3回目より軽ければ願いが叶うということ。私も挑戦しましたが、驚いたことに明らかに重さに差が感じられました。皆さんもぜひ体験してみて下さい。
なお、本宮は1年中参拝可能ですが、奥宮には冬期になると奥宮へ続く林道が閉鎖されるためお参りができなくなります。残暑の厳しいなか、山の中の涼しい神社で金運向上をお願いしてみてはいかがでしょうか。
▽これまでの神社特集
◆ 今月の神社(第1弾):熊野那智大社−滝がご神体の神社で癒されよう(2010/07/24)