メキシコ、「メキシコ湾」原油流出事故の影響はありません

  • 2010年6月14日
 連日ニュースで報道され、深刻な被害が伝えられている米国 ルイジアナ州沖のメキシコ湾海底原油流出事故に関して、メキシコへのご旅行を予定されてる方や行った事のある方から、ご心配のお問い合わせや激励のご連絡を頂戴しておりますが、メキシコ側には何の影響もございません。

 地理学上、米国南岸(フロリダ半島からニューオリンズあたり)からメキシコ側国境のマタモロスやタンピコ、ベラクルスやカンペチェにかけてのところを「メキシコ湾」と呼ぶため、どうしても「メキシコ」に近いようなイメージがありますが、実際、事故現場とカンクン間は、直線距離で1,000kmも離れています。(1,000km=東京湾から北海道の襟裳岬までとほぼ同距離です)

 よって流出した原油はメキシコ側に到着しておらず、カンクンの海には何の影響もなく、現在も青い海のままです。

 どうぞ安心して、お越しください。

(一刻も早い事態終息を、祈念いたしております)


情報提供:株式会社メキシコ観光日本海外ツアーオペレーター協会