ラスベガス、「進化し続ける」側面アピール−店頭スタッフの教育重視
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変化の一例として、ホテルでは例えば、プラネット・ハリウッドがハラーズ・エンターテイメント社の傘下に入り、全室スイートタイプでキッチン付の別館、2009年秋からプラネット・ハリウッド・タワーズの営業を開始した。2008年12月からはウィンラスベガスの姉妹ホテル、アンコール・アット・ウィン・ラスベガスが開業し、1年目にして全米自動車協会のファイブダイアモンドアワードを受賞している。なお、2009年末の総客室数は14万8941室で、稼働率は81.5%であった。
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また、セミナーではエンターテイメントやショッピングの都市としてのラスベガスも紹介。現在、シルク・ドゥ・ソレイユは幻想的な代表作「Mystere」やビートルズのナンバーとパフォーマンスを楽しむ「LOVE」など7本のショーを、トレジャーアイランドなど主要ホテルの専用劇場で上演。また、ショッピングスポットとしては、プレミアム・アウトレットの日本専属代理店「RCS Advertizing」では旅行会社にクーポンブックを無料で配布しているが、より割引率が高く人気店も対象となるプラチナVIPパスポートの引換券も配布することで、ビジネスクラスや高級ホテルを利用するツアーの付加価値を加える一助となっているという。